「みなととなみ」について
上(左)から読んでも「みなととなみ(港と波)」、下(右)から読んでも「みなととなみ」。もちろん、私たちはいつも真剣に音楽と向き合います。でも、そんな中にも「余裕」や「笑い」を決して忘れないようにしたい、そう願ってのネーミングです。
横浜やその近郊にはたくさんのアマチュア・オーケストラがありますが、それぞれの楽団がポリシーを持って、その特徴を活かした活動をしているとは言い難いように感じます。言い換えれば、他団体との「違い」が分かるような活動がなかなかできてないということです。「横浜みなととなみ管弦楽団」は他にはない、他ではできないユニークでオンリーワンの活動を目指します。具体的には......。
- 一般的な市民オーケストラではなかなか取り上げられない曲目も積極的に演奏します。一方、良く知られている曲の演奏では従来の慣習に囚われることなく、曲の核心や違った側面にスポットライトを当てるよう心掛けています。そして、単なる曲の寄せ集めや羅列ではないテーマ性に富んだ演奏会プログラム (今後の演奏会・今までの演奏会) を組んでいます。
- 古典派の作品も積極的に取り上げます。古典派御三家のハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンはもちろん、他にも素晴らしい作曲家、作品が存在します。大バッハの息子たち、ボッケリーニ、クラウス、ロゼッティ、ヴァンハル、メユールといった作曲家の作品は、決して御三家に劣るものではないと考えます。御三家の作品と共にそれらの作品も取り上げ、古典派の音楽の素晴らしさ、そして古典派の音楽の裾野の広がりを皆さまに知っていただきたいと思います。また、モダン楽器による「みなととなみ」流ピリオド・アプローチに挑戦します。
- 「みなととなみ」の活動は決して閉じられたものではありません。音楽を愛し演奏される多くの皆さまと接点を持ちたいと考えています。もし、弊団との共演をご検討いただけるなら、ぜひご一報ください。特に合唱団やオペラ関係の皆さまと、ご一緒できることを願っております。
- 以上につき、優れた技量をお持ちのアマチュア奏者の皆さまに「みなととなみ」にご参加いただき、高い水準の演奏を目指します。
これからもたくさんの皆さまと、「横浜みなととなみ管弦楽団」の演奏会や活動の中でお会いできることを楽しみにしております。
横浜みなととなみ管弦楽団
代表 兼 指揮者 児玉章裕